大統領含め97人の死亡

ポーランドカチンスキ大統領が乗った政府専用機がロシア西部のスモレンスク州で墜落し、大統領を含む97人が死亡。

ロシア西部のスモレンスク州で、10日、ツポレフ154型のポーランド政府専用機が飛行場への着陸に失敗し、近くの森林に墜落。

飛行場周辺は当時、濃い霧が立ちこめていたということで、捜査当局が事故原因を調査中。

スモレンスク州は、第2次世界大戦中、旧ソビエトの秘密警察によって2万人ともいわれるポーランド軍の将校らが虐殺された「カティンの森事件」の現場がある。事件から70年になるのにあわせ、7日、ロシアとポーランドの首相が犠牲者を追悼する初めての式典が行われたばかりだ。

追記:ロシア空軍関係者によると、パイロットは管制官の指示を数回にわたり無視し、着陸を強行したという。


ロシア製旅客機ツポレフ(Tupolev)154に搭乗していた政府代表団は、70年前に起きた旧ソ連軍によるポーランド兵大量虐殺事件「カチンの森事件」の追悼式典に出席するために現地に向かう。事故当時、現場には濃霧が立ち込めていた。


どうやら、人災の可能性が高い。