世界遺産

2011年5月7日、中尊寺金色堂などの「平泉の文化遺産岩手県」と珍しい生態系を持つ「小笠原諸島/東京都」について、国連教育科学文化機関/ユネスコの諮問機関で国際記念物遺跡会議/イコモスなどが、世界遺産への登録が勧告された。

勧告を踏まえ、6月にパリで開かれるユネスコ世界遺産委員会で、いずれも登録が正式決定される見通しだ。

平泉が登録されれば日本の世界文化遺産では国内12件目、東北地方では初めて。東日本大震災でも対象の文化財に大きな被害はなく、観光振興での期待を含め、被災地には朗報となりそうだ。小笠原諸島が登録されれば国内4件目の世界自然遺産となる。

平泉は平成20年に登録が見送られた。今回が再挑戦だ。政府は金色堂で知られる中尊寺など六つを構成資産に絞り推薦したが、勧告では奥州藤原氏の住居や政務場所として使われていた「柳之御所遺跡」の除外が登録の条件とされている。

http://pressinfodata.seesaa.net/article/201338168.html#Flickr世界遺産平泉写真

http://www.stumbleupon.com/su/1839Sx/www.youtube.com/watch%3Fv%3DKpBcwKCgnUE/平泉中尊寺、紅葉、2008年

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