中国で邦人死刑執行

中国国営の新華社は、6日午前、麻薬密輸罪で死刑判決が確定している赤野光信死刑囚(65)の刑を遼寧省内で執行したと発表。日本人への死刑執行は1972年の日中国交正常化後、はじめて。

中国で死刑が確定した日本人は赤野死刑囚を含め計4人いる。

赤野死刑囚は2006年9月、大連空港から日本に覚せい剤約2.5キロを運び込もうとした疑いで身柄拘束され、09年4月に同罪での死刑判決が確定。

同死刑囚以外に中国側が執行を通告しているのは、武田輝夫(67)、鵜飼博徳(48)、森勝男(67)の3人。